自然に即した無農薬米栽培の現場
アグリなかいの無農薬栽培を慣行の栽培との比較を交え紹介します
アグリなかいでは稲の持つ本来の生命力を信じ、稲の生長を管理・コントロールするというのとではなく、稲が本来の生命力を発揮できる、より自然に近い環境を提供していくことで、自然と、無農薬で無化学肥料で無肥料での米作りが可能になるとの考えで米作りに取り組んでいます。
ここでは実際の無農薬米の栽培過程を慣行の栽培との比較を交えて紹介していきます。
苗代床の準備と塩水選。一つ一つの行程を丁寧にやることが無農薬米の栽培の基本です。
十分な浸種と確実な催芽をすることで、苗作りでの失敗のリスクを確実に少なく出来ます。
一般的な栽培ではもうこの時点から農薬漬けの米作りとなりますが、百姓アグリはもちろん無農薬です。
アグリなかいは絶対的に良い苗が出来るポット苗育苗です。
日本の米作り現場では99%がマット苗。良い苗を作ることから考え出されたポット苗と機械に合わせて考えられたマット苗の違いをご覧ください。
苗代、そして種籾の準備から始まった無農薬の苗作り、前半の山場が出芽と苗代への据え付け作業です。
アグリなかいではより田んぼを出来るだけ自然な状態に維持し、生産力のある田んぼにすることを意識して米作りを行っています。
そのベースになるのが耕起作業(田起こし)です。
無農薬栽培で一番の問題点が雑草対策です。
入水から田植えまでの期間を出来る限り短縮し、なおかつ田植え同時米ぬか散布を行っています。
無農薬での米作りで一番難しいのが雑草対策です。
百姓アグリでは、米ぬかと機械除草で対応していますので、そこのところを紹介致します。
夏場に不可欠な作業が溝切作業です。
溝切をすることによって田んぼの排水がスムーズに出来るようになります。
特に無農薬米の栽培では長期にわたって深水で管理するので、絶対に必要な作業の一つです。
無農薬米の栽培における病虫害対策
せっかく丹精して栽培した無農薬米も最後の乾燥作業を疎かにすると食味が落ちてしまいます。
百姓アグリの刈取りから乾燥・調整作業をご覧下さい。
百姓アグリの考える無農薬米栽培での土作りは田んぼの微生物群を多様化し発酵合成型の土にするということです。
この期間は、田んぼも農家も次年度に向けての充電期間です。
翌年に向けての田んぼの管理や土作りが主な作業です。