2011年産 検査結果
2回の放射能測定検査を実施しました。
1回目の測定検査は検査機関に提示されていた検出限界値10ベクレルでそのまま依頼しました。
2回目は検出限界値1ベクレルでの測定を要望し、特別に行なってくれることになりました。
3月の福島原発の事故を受けて、福島はもちろんのこと、
東北・関東圏は高濃度放射能汚染地域となってしまいました。
また、世界各国から提供されていた放射能拡散予測を見ると、
濃淡の差こそあれ、確実に日本全土に拡散していることがわかります。
そんなことを見るにつけ、
福島原発から700キロ以上離れている滋賀なので大丈夫と思いながらも、
しっかりとした確証を得るために放射能測定検査をすることにしました。
放射能測定を依頼するに当たり、
すべての田んぼで実施するにはあまりにもかかる費用が大きすぎ、
一農家としてはとても不可能なため、
2箇所の田んぼで行うことにしました。
サイトトップページの右カラムにGoogleマップを貼りつけています。
そこにはアグリなかいが作付けしている田んぼの位置とそこで栽培している品種を公開しています。
そのGoogleマップを見て頂くと、
田んぼは我が家を中心に点在し、
我が家の隣を流れる日野川支流の佐久良川を挟んで両サイドに位置することがわかります。
そこで、佐久良川の両サイドから、
そして早稲と晩稲との兼ね合いを考慮し、
以下の2地点を選択し、測定検査をすることとしました。
測定機関の選択にあたっては、
幾つかの機関をあたり、
制度の高いゲルマニウム半導体検出器での測定を実施している機関とし、
無添加食品販売協同組合検査センターに決定致しました。
<<無農薬米放射能測定結果>>
- Googleマップ No.12 アグリなかいの田んぼ(桜川東)
測定品種:ミルキークイーン
検出限界:10Bq/kg
検査結果:セシウム134、137、ヨウ素131、3核種不検出 - Googleマップ No.6 アグリなかいの田んぼ(柳貝)
測定品種:あいちのかおり
検出限界値:1Bq/kg
検査結果:セシウム134、137、ヨウ素131、3核種不検出