*** プチはいしゃく集 ***


米国での凶牛肉報道と対応。そこから見える日本の嘘

Date: 2006/2/10

それにしても今年は例年にない天候で、年末に予定していた苗代床の準備が遅々として進みません。
有機で苗代を準備する場合、床に米ぬかや発酵肥料を撒いてから、それが土に馴染むまでに1ヶ月を要しますので、何とか今月中には済ませたいところですので、気持ちに焦りが生じてきているこの頃です。
荒れる天候に合わせるかのように、いろんな問題が噴出していますね。
どの問題もマスコミ報道だけではわからない、非常に大きな黒い影があるようです。
一般庶民の私たちには到底考えられないことが日常的に行われており、彼らから見れば私たち庶民は石ころかゴミ屑なんでしょう。

さて、アメリカの狂牛肉の輸入が再停止になりましたが、日本の側の対応はチョッと今回は横に置いておいて、それを受けてのアメリカの言い分や国内での動きを見てみましょう。
先ず、全米肉牛生産者協会は、「調査されているのは安全性の問題ではなく技術的な違反」「背骨が付いていても米国内はもちろん、日本以外の他の輸出先でも問題にはならない」と言い、米農務省次官は、「車を運転してスーパーに行き事故に遭う確率の方が、牛肉を食べて病気にかかるよりも高い」と言っていました。
また、「自分たちは毎日食べている肉なのに、それを危険部位に特定しているニポン人がおかしい」と言う人もいるようです。アメリカ人にしてみたら、自分たちの国では禁止ではなく、みんなが毎日食べている肉、つまり、「安全だ」と信じてる肉なのに、それを除去しろとか言うニポン人のほうがおかしい、神経質すぎるということですね。
そして、このアメリカの言い分を真に受けている人が日本にもたくさんいますし、吹聴している唐木 英明という東大名誉教授もいます。(こんな無責任男の口車に乗ったら10年後には脳がスポンジになってしまいまっせ。)

しかし、マスコミからは聞こえてきませんが、アメリカ国内でも当局の姿勢に疑問を投げかける気運がでてきています。
2月1日付「ニューズウィーク」に「目の前に迫るヒト感染の恐怖」と言う最新レポートがあります。
それによると、
昨年12月19日、米マクドナルド社が、米食品医薬品局(FDA)に「牛肉の生産、処理、加工、流通の過程における安全対策の強化を求める内容」の書簡を送ったと伝えています。その要旨は「米政府には、リスクを減らすためにできることがもっとあるはずで、同社としてはBSE感染のリスクを可能なかぎりゼロにしたいが、一部の飼料を米政府が使用禁止の飼料から除外しているため、目標達成は困難もしくは不可能になっている」というものです。
また、乳製品大手のランド・オ・レイクス社なども、現行の対策が不十分であることに懸念を示す書簡をFDAに送っていると伝えています。
あのマクドナルドでさえも「現在のアメリカのやり方はBSE感染のリスクが高すぎる」と断言し、その1番目の理由として、「危険な肉骨粉の混じった飼料」「ダウナー牛(病気で歩けなくなった牛)の死体を混ぜた飼料」「鶏糞ゴミ飼料」などを許可している現行の法律が問題だと言っているわけですね。
また、そのレポートでは、
「昨年12月に食品安全委員会が出した答申は、「アメリカ産牛肉のリスク評価は現時点では困難」としていた。月齢を正確に把握していないなど、管理体制のデータが不十分なアメリカが、日本の求める検査基準を実行できるかどうか検証しようがなかったからだ。それがなぜ輸入再開の根拠となったのか、未だに明確な説明はない。」
と書いています。
おいおい、チョッと待ってーなぁ。私たちが政府から聞かされていた食品安全委員会の答申は「リスクは極めて小さく、輸入再開には何ら問題はない」としていると発表され、それを受けて解禁したのでは・・・。
まったく正反対の発表で国民を欺いているわけですね。
まっ、選挙の結果を受けて出来た政府ですから、この国民にしてこの政府有りということでしょうか?
はぁ〜とため息・・・

先月のプッチはいしゃくで、我が家の味噌作りを紹介し、自家用無農薬大豆をお分けしますと書きましたが、味噌と勘違いされた方がおられました。
味噌は衛生法のこともあり、販売できませんのでご了承くださいね。
大豆は今のところ余裕がありますのでお分けできます。

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我が家はその東側に位置する蒲生町というところに生息しています。
「生き生き、わくわく」をモットーに、無農薬米や不耕起直播栽培など、サステイナブルな米作りを目指して楽しく百姓をしています。
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