*** プチはいしゃく集 ***


2つのマニフェストと日本の農業

Date: 2003/11/11

暦も冬となりました。今日の蒲生は冷たい雨となりました。

マニフェスト、マニフェストと囃したてられた衆議院選挙も終了。
2大政党制へ一歩踏み出したかのような論調が各メディアで見受けられます。
2つの政党で交互に政権を担うことが民主主義の進歩なんでしょうか。
2大政党制の代表格、共和党と民主党のアメリカ・労働党と保守党のイギリスがイラク攻撃をしたのは偶然なのかなぁ…などと考えながらネットサーフィン。

そこから見えてくる世界の潮流はその逆の多党制です。インターネットでの情報がすべて正しいとは思えませんが、日本のメディアの報道もちょっとおかしのでは。

先月下旬だと思いますが、米国農務省が「世界の穀物生産量が四年連続で消費量を下回る見通し」と発表しました。
今年は日本では冷夏、欧米では熱波の影響ですが、単年度の異変と片付けられないことを四年連続の数字が示しています。
地球温暖化や水不足の影響で今後も食糧生産は楽観できないという専門家の声も数多くあります。

そこで、あらためて二つの党のマニフェストを覗くと、
自民党「株式会社などの地域農業の担い手を創出」「WTOやFTAの推進」
民主党「株式会社による農地取得や農業法人の設立要件などの参入規制を緩和」
となっています。基本的なところは全く同じです。
京都2区の民主党・前原誠司議員が
「たった1.7%の農家を保護するためにFTAを拒んでいる」「農業こそがまさに規制緩和、民間参入をさせて伸ばしていく。そして荒波に放り込まなければいけない産業」と言っていることは2大政党の考えを明確に現しています。
北朝鮮の半分、世界175カ国中128番目の穀物自給率の国。
農家のやる気や意欲を奪う農政の結果、耕作地の放棄、荒廃で30年間で作付け延べ面積が半分になった国。
まさに疲弊し壊滅寸前の日本の農業は、2大政党のマニフェストが実行された時どのようになるのでしょうか。

私の地域、蒲生町市子川原区の農家戸数20戸ほどですが、来年はまた1戸減ります。

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