これは月刊自然医学(2004/3月号)に掲載させている森下先生の巻頭随想の解説編です。

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2004/03 燐寸箱内の暗箱

 われわれ人間が生存している場所は、三次元――タテ・ヨコ・タカサの三要素から成り立っている空間世界である。
それは、いわば「マッチ箱の世界」だ。
そこの住人である人間は、どこからかやって来て、現世であるこの「マッチ箱世界」に出現し、そして時が来たならば何れとも無く消え失せて行く宿命を持ったものである。

 この世の有視界(視覚を始めとする感覚器で感得できる世界)を形成している地・水・火・風といった環境条件は、地球生命体であるわれわれにとっては誠に好都合であったために、しばらくの間はこの場に身を置くことが許されたわけである。
しかし、言うまでも無く、その生命そのものの発生源と終着点は、マッチ箱世界の外にあってほとんど無限とも言える高次元世界に属するものと認識すべきである。

 マッチ箱世界内に仮住まい中、現代人は数々の病気を発症する。
 それが突発事故的な病気(即ち物理的障害)と言った三次元的トラブルであれば、同じく三次元的な性格をたっぷりと持っている現代西洋医学での対応が可能である。
しかし、加齢や邪食、公害、化学薬剤、さらには精神的ストレスなどが複雑微妙に絡み合い積み重なった“多次元的な自然治癒力衰退症”(即ち、ガンや慢性病)には、その三次元的・現代西洋医学方式は通用しない。というより、ほとんどが無能、無力というべきザマとなってしまう。

 さて、「自分の体」というものは、自分自身に所属するものに違いないけれども、自分の意識による完璧なコントロールは出来ない存在であるから“自己そのもの”とも言い切れない。
では、いったい何物なのかということは、よくよく考えてみる必要のある事柄である。

 ある程度、自分自身の自由意志によって調節ができるのは、せいぜい「随意筋が関係している筋肉を動かすこと」「肺呼吸や消化管の出入り口をコントロールすること」ぐらいなものである。
そのほかはすべて、自分自身の手には負えない。
そんなわけだから、細胞レベルよりも一段と分化水準の低い“生命←→未生命”問題を包含した生体機能、その「幽玄にして微妙な働きをしている氣能生理学分野」は、ほとんど手付かずの原野として放置されたままになっているのも、至極もっともな話だ。
それもそのはず、そこはまさしく「ブラック・ボックス」であり、三次元的発想や三次元的手段では到底解明できない生命世界だからである。

 人体を構成している組織細胞は、ことごとく四次元、五次元世界からもたらされる高次元生命エネルギーによる遠隔操作を受けているものだが、とりわけ全身性にネットワーク機構を築きあげている「神経系」、「リンパ血管」系および「経絡系」が“生命エネルギーの受信や、それに対する反応”こそ、生命活動に於ける最重要の感性となっている。
生命エネルギーは、これらの氣能系を循環することによって生体を健全に維持してくれているのである。

 つまり、人体生理という「ブラック・ボックス」は、天からの授かりものなのである。
すなわち、「天恵的(天の恵みとしか表現できようのないほどに素晴らしい)自然修復力を持っているオートマティックな(宇宙機能とダイレクトに連動している)装置」に他ならない。

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