これは月刊自然医学(2003/8月号)に掲載させている森下先生の巻頭随想の解説編です。

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2003/8 韓国出講記 (其の一)

過日、私は、韓国・朝鮮<チョソン>大学校より、「大学院招聘教授」の辞令(二〇〇三年三月一日付)を頂戴していた。
その招聘教授としての課せられた任務を果すために、四月二十六日から五月二日までの一週間、韓国に出向いて、朝鮮大学校に於ける特別講義を行った。

朝鮮大学校は、敷地数十万坪を有し、図書館を始めとした各施設は世界最先端のシステムを備えており、学生たちは専用バスで学園内を移動している……といった東洋一の規模をもっているのである。

そんな内実・規模ともに世界有数の学園である朝鮮大学校(以下、「朝大」と略す)に於いて、二十四時間にわたる集中講義を行うチャンスが与えられたことは、私にとってまことに名誉なことで、自然医学の世界的普及への舞台提供として有難い話であった。

私は大いに氣を入れて、講義のためのスライドの作成や各種資料の整備など、入念な点検・準備を行い、万全の体制を整えた。

成田を飛び立ち、韓国に到着した日の翌日、四月二十七日(日)は、午後一時から五時まで、四時間ぶっ続けで第一時限の講義を行った。

テーマは、「長寿」である。通訳は朝大の教授で、まことに折り目正しい正確な日本語を話される金良玉(キム ヤンオク)先生にお願いした。

「長寿」の講義に於いては、森下世界的長寿郷調査団が、過去二十八年間――四十七回に及んで行ってきた実地調査の結果を、約七十枚のスライドを用いて紹介・解説し、総括として次のような教訓が得られたことを披瀝した。

「文明から隔絶された山間僻地での、自給自足体制に於いて初めて実現可能となる「土壌(鉱物)→ 穀・葉(植物)→ 人体(動物)」(これがさらに大元の土壌に戻って永久循環を続ける)のスパイラル構造を持った“生命エネルギー・循環サイクル”が存在することこそ本物の健康長寿を生む決定的要因である。決して特別な長寿元素や長寿食が存在するわけではない」と。

さらにその翌日の二十八日(月)の講義には、夜の七時から11時までの四時間が充てられた。

テーマは、「新血液理論」である。講義時間が夜間に設定されていたのは、聴講生のほとんどが、日中は、それぞれの職業につき働いておられる点を考慮したことによるものであった。

「新血液理論」は、私ども森下自然医学が拠って立つ独自の基礎医学理論であって、これは、次の二代命題(二つの革新的医学理論)が支柱となって組み立てられているものである。

生体が、生命活動を営み続けることができているのは、以上に述べた“互いに逆向きのベクトルを持つ”二大カラクリ……「食物発展」と「体組織収斂」の往復作業があればこそ、なのである。

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