これは月刊自然医学(2002/7月号)に掲載させている森下先生の巻頭随想の解説編です。

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2002/7 「天領」「天意」「天理」 其の三

病気という名の「天からの便り」は、名宛て人自身にしか開封を許されない便りである。

それゆえ当然ながらそこに盛り込まれている詳細な内容は一つ一つ異なっていて千差万別であるが、根幹をなしている最も重要なポイントは、全ての人に共通している唯一のものである。

それもそのはず、我々人間一般に通用する健康づくりの大原則、すなわち健康の極意を極める上での絶対的拠り所となるものは、「“明朗闊達な精神作用と、過不足のない肉体活動”といった理想的状態への調整を確かなものにする『中庸』を目指すこと」だからである。

そうした理想的心身状態を実現させるためには、体の表面に在る経穴を十分に開いて、宇宙に遍満する氣をたっぷりと取り入れることによって、経路内の氣の流れを豊かに且つ活発にしていく、といった作業もまたきわめて重要なことである。

一口で言えば、人間の体は1個の消化器官なのだから、生物として生きていくためには、食物の摂取が不可欠である。 これは絶対的真実だが、その食物の捉え方を誤ってはならない。 それというのも、食物は栄養素および栄養成分の寄せ集めに過ぎないと捉え、その分析値が食品価値を評価する絶対的なものと考える、いわゆる「分析栄養学」が全盛を極めている現代であるからだ。 「食品分析」というものは、食物を評価する上での一つの側面に過ぎない。 便宜的な方法ではあるが、より本質的な核心部(すなわち真実)から眼を逸らすといった大変罪つくりな結果になってしまっている。

実際に、より重視しなければならないのは、“食物の鮮度”とも深い関わりをもっている「生命エネルギー値」すなわち「氣能値」なのである。

もともと我々人間の体というものは、食物や栄養分を必要とするいわゆる「消化器官」であると同時に、食物(その本体としての植物自身)が獲得・保持している生命エネルギー(氣)に対して、消化の生理とは別次元で、「受容→伝達→発展」機能を営む「氣能器官」でもある。

食物を介して体に取り込まれた氣(生命エネルギー)は、「食物→腸絨毛→赤血球→体細胞」へと、ちょうどリレー競技でのバトンタッチのように組織機能のポイントごとに中継されていって、最終的には全身の臓器組織へと確実にレベルアップされていく方向で拡散・分布が図られていくのである。

こうした「氣能器官」としての人体に、氣の導入を図るのには、以上に述べた「食物経由のルート」とは全く別のルートもある。

ほとんど無自覚に行われているもので、「経穴を介して天上に自由に漂っている氣」を摂取する方法が、それである。 このルートから体内に取り入れられた氣(食物とは関係なく、導入が図られた氣)は、経路内を巡っていって、全身組織を隈なく循環していく。 その天上の氣の取り入れ口である経穴の、その末梢部(深奥部)は、おそらく「ボンハン(鳳漢)管」となっていて、末梢血管・リンパ管・神経系終末部と接合しているものと考えられる。

そこから、私はかなりの確信をもって、次のような事柄を推定している。

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