無農薬米が皆様に届くまで
お届けする無農薬栽培米がどのように栽培され、調製・保管されるのか、その履歴を簡単にまとめました。
アグリなかいがどのような理想をもって無農薬の米作りに取り組んでいるのかは→こちら
アグリなかいが行っている無農薬栽培の実際の作業は→こちら
また、ご質問やお問い合わせも遠慮なく気軽にお寄せください。
いろんな品種を作っています。こちらをご覧下さい。
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種籾は自家採取
昔は自家採種は当たり前で、自分の家で種を採って代々つないできたのですが、現在では農家は種籾は買うものとというのが常識となっています。
アグリなかいが自家採種にこだわる理由は、命を繋いでいくこと、そうすることでアグリなかいの無農薬の米作りに合ったお米が出来るからにほかなりません。
自家採取を続けることで、種はその地域の土質や水、気候、そして栽培方法などの情報を記憶し、それに合わせて性質が変化していきます。
言い方を変えれば、アグリなかいの無農薬の米作りの考え方を稲が理解してくれ、それに合ったお米になってくれるのです。
無農薬や自然栽培を謳うのであれば、種子の自家採取は当然のことなのです。
病虫害防除について
種子の準備段階から収穫後も含め、化学農薬は一切使用しておりません。
良い種子を充分な生育スペースをもって健全に育てることで防除を必要としておりません。
除草について
除草剤は使用しておりません。
現在は、米ぬか散布による抑草効果の利用と機械除草で対応しています。
肥料及び土作りについて
化学肥料は使用しておりません。
有機質100%使用発酵肥料「放線有機」と、米ぬかを主体とし、EMやカルスといった有効微生物群を利用した自家製ボカシ肥を使用しています。
乾燥調整について
せっかくの無農薬栽培米も乾燥の仕方で食味が大きく異なります。
アグリなかいでは、高水分時の高温乾燥は食味の低下を招くことから、含水分19%までは通常乾燥温度よりも20%程度低い温度でゆっくりと時間をかけて行っています。
又、玄米食への対応として籾の混入を極力少なくするため籾摺りの能率を下げ、丁寧に作業しています。
収穫後の保管
せっかくの無農薬栽培米も保管の仕方で品質が大きく低下します。
アグリなかいでは、収穫後は15℃以下の低温冷蔵庫に保管しています。
米は15℃以上では劣化が急速に進むとともに、虫やカビの発生も多くなります。
お届け直前の精米と電子チャージ
せっかくの無農薬栽培米をより良い状態でお届けするために、出荷前に色彩選別機と石抜き機で籾や異物を取り除いています。
精米はご注文を受けてから個別に対応しています。
また、無農薬米の更なるレベルアップを期待し、10時間以上の電子チャージを行ってからお届けいたします。
真空パックも用意
無農薬栽培米を最高の状態でお届けするための真空パック。
お米の劣化の原因は酸化にあります。
真空パックにより酸化を防ぎ、長期保存後も鮮度そのままでご利用いただけます。