無農薬米専門栽培・アグリなかいのブログ
2021年3月 6日(土)無農薬で復活させれるかな?旭1号
昭和30年代頃まで関西では「旭でなければ米でない」といわれていたほどの「旭」。
その旭を見つけた山本新次郎は、その種子を各地の試験場に送り、その評価と推奨を依頼し、どこにおいても高評価を得て、各地で「旭」の純系分離による品種の育成が行われました。
そのひとつが滋賀で純系分離され、現在アグリなかいでお届けしている「滋賀旭27号」です。
各地で育成された旭の中で、アグリなかいがかねてより栽培してみたいと思っていた「もう一つの旭」が、京都農試で育成された「旭1号」というものです。
その「旭1号」の種子をわずかでも分けてもらえないものかと、栽培している農家にお願いをするものの、良い返事はもらえず今まできました。
いつまでも種もみを分けてもらうことにこだわっていては、いつ栽培できるかわかりません。
ということで、それやったら玄米から栽培してみることを計画しました。
まともな玄米であれば発芽までは大丈夫さと思います。
問題はそこから苗として生長させられるかということです。
何ぶん初めてなので、失敗も楽しむという気持ちでやってみようと思っています。
写真は「旭1号」の玄米です。