無農薬米専門栽培・アグリなかいのブログ
2011年1月17日(月)「野菜栽培禁止令」! 無農薬栽培、有機栽培で刑務所?
「ほんまかいな」というような、本当に信じられない話ですが、そんな法律を可決していた。
アメリカのでの話で、もう2ヶ月ほど前になりますが・・・。
これって絶対に日本にも影響してくる予感がする。
投票結果は以下で確認できます。
http://www.senate.gov/legislative/
正式な名称は上院510法案「食品安全近代化法」といいます。
マイク・アダムス(ヘルスレンジャー)
By Mike Adams, the Health Ranger
2010年11月16日
上院510法案「食品安全近代化法」 (Food Safety Modernization Act)は、「米国の歴史で最も危険な法案」と言われている。
この法律により、人々が食べ物を栽培し、売買し、輸送する権利に対し、米国政府は新たな権限を得ることになる。ビッグブラザーに、あなたの家庭菜園 のトマトを取り締まる権力を与えることになるのだ。直売所でキュウリを売る人を逮捕・投獄する権限が認められることになる。連邦政府の独裁的な規則を遵守 せずに有機製品を輸送すると犯罪になる。
「これは、人々が自由な選択によって農産物や食べ物を耕作、売買、消費することに対し、最も攻撃的な権限になるだろう。憲法に反するだけでなく、自 然法にも反している。もっと言えば、神の意思に反している」とカナダ・ヘルスの告発者Dr. Shiv Chopraと述べている。 (http://shivchopra.com/?page_id=2)
この暴政的な法律では、全ての食糧生産(家庭菜園で作った食べ物も含む)が国土安全保障省の管轄下になる。かの全裸スキャナーで乗客に痴漢行為をしているTSA(運輸保安局)を所轄しているのと同じ国土安全保障省である。
この法律により、家庭菜園でレタスを栽培し、地元の直売所で販売しただけで、重罪犯人(密輸業者)として逮捕する権限が米国政府に与えられる。
また、これにより、米国は、世界貿易機関(WTO)と国際食品規格(Codex Alimentarius)に自国の食糧供給に関する主権を売り渡すことになる。
さらに、種の貯蔵も犯罪になり(http://foodfreedom.wordpress.com/20...)、代々受け継がれた種を貯蔵して家庭菜園をしている人は一般犯罪者になってしまう。これには、明らかに、モンサントなどの企業に種子を独占させる意図がある。
小規模な食品生産者に不当な書類作成の負担を課して廃業に追い込み、食糧供給の能力を大規模な多国籍企業に一層移すことになる。
これはものすごいニュースやと思うのですが、今までテレビや新聞で見たことも聞いたこともありませんでした。
見過ごし、聞き漏らしていたのは自分だけなんでしょうかね?
それにしても、「自分で野菜や米をつくる」と犯罪者として刑務所にぶち込まれる、「有機野菜を輸送すること」「種子を備蓄すること」がすべて犯罪扱いになるというえげつない法律をつくるアメリカってどうなんでしょうか。
言い換えれば「供給される食料以外は喰うな」という全国民奴隷化するという法律なんですね。
国民を奴隷化させるアメリカに隷属して、TTP推進に躍起になっていますが、
この法律とTTPをリンクして考えてみると、想像できないようなことが裏で進行しているように思えてきます。
ほんまに、今のアメリカのケツを舐めることしか考えていない政治を根本から変えなければ、日本人も完全に奴隷にされてしまうぞ。