◆意味深な物語 2002/8アップ◆
ちょっといい話です。
富める物は益々富み、貧しきものは益々貧しく、弱者に鞭打つ政策が推進される日本の政治。
そんな政治に憤りを感じる日々の中で久々に心が癒される小話を見つけました。
心が癒されます。
ひび割れた瓶
インドに毎日水汲みをする男がいました。
彼は二つの大きな瓶を竿の両端に吊るして、それを肩に背負い、水を運んでいました。
でもひとつの瓶にはひびが入っていたのでした。
川から水を汲み、家まで運ぶ長い道のりを歩くあいだに水は漏れていきます。
丸2年間ひびの入った瓶には、いつも半分の水しか残っていませんでした。
ある日、ひびの入った瓶はその男に話しかけました。
「どうか私をお許しください。私のひび割れのせいで水が漏れ、あなた様の家に水を半分しか届けることが出来ずにいることを。」
男は、
「お前さんは気づいていたかい?私たちが通る道のお前さんの側にだけ花が咲いていたことを。
私がお前さんのひび割れに気付いていたから、お前さんの方の道の脇だけに花の種を蒔いておいたんだよ。
お蔭様でこの2年間、その花を摘み、我が家のテーブルの上を美しく飾ってくれたのさ。」と答えました。
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