農家の関心ごとのひとつ来年の転作
Date: 2002/10/11
ノーベル賞を同時に二人も受賞。久々に明るいニュースですね。「日本も捨てたもんじゃない。たいしたもんだよ。」と小泉さん。そのニュースと同時に株価はバブル後最安値を記録更新中。
我が家にある株は田んぼの稲株ぐらいで、株価の変動に一喜一憂することはありませんが、さてさて日本の経済状況はどうなっていくのでしょう。
さてこの時期、農家の関心ごとのひとつが来年の転作(減反)面積の割合の動向です。来年のことを言うと鬼が笑うといいますが、麦を作る人や地域にとっては、今月の末から来月初旬には播種が待っていますから緊急の関心ごとです。
私は新食糧法が運用され始めた平成8年から転作は一切しておりませんので関係ありませんが。
私が転作をしない理由は前にも通信で書きましたが、一言で言えば政府が国民の主食への責任を放棄したものだと解釈したからということです。
新食糧法のもとで、どのような変化が起こったのでしょうか。私には、農家のやる気の喪失が見えるだけです。「中核農家の育成」「集落営農への取組み」「経営感覚を持ったプロ農家の必要性」等といった掛け声や議論は空しく響いているだけです。
今、食への関心は高く、健康に対しての不安感は益々大きくなってきていますが、私は米作りに取り組む中で「農業の再生なくして真の健康はえられない」という思いが日々強くなってきます。
「健農一如」ということです。生きる・生命を維持する…そのベースが食べ物であり、それを自分はどのようにして確保するのかということを国民全体が自問してもらいたいです。
今回から新米です。
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