◆無農薬の米作り、最大の難敵「グアイ」に挑む。2007年からの取り組み◆
この田んぼは我が家が作っている田んぼの中でも一番草の多い最悪の田んぼです。
それも、『グワイ』が。
他人さんから見れば、そんな田んぼで無農薬の米を作ろうというのが無理な話と言われるのが普通です。
そんな田んぼで無謀な無農薬。
その挙句と言えば、
除草機も2回掛けているのですが、グアイの生育の勢いには敵わず、結局収量が激減してしまうと云う状況をここ数年繰り返しています。
グアイは塊茎で増える多年生植物で、除草剤を使っても絶やすことが難しい、農家を悩ませる雑草です。
我が家の通常の雑草対策は、米ぬかによる抑草と除草機での対応の2段構えで行っています。
しかしながら、この方法ではグアイ等の多年生の雑草に対応するには限界があります。
また、上記の方法は田植以降における雑草対策ですから、どうして生えないようにするか、どうして取るか、ということとなります。アイガモ等、他の雑草対策でも同じだと思います。
そこで、チョッと発想を変えて、2007年から秋の収穫後から雑草対策を考えてみようと言うことで、このページではその取り組みを紹介します。
チョッとマシやなぁと思えれば大成功。
失敗を楽しむ気持ちでやってみます。
6/18 
| 田植から17日が経過しところで、第一回目の除草作業です。 田植当日の田んぼの表面の様子から予想していたよりもはるかに上等です。 これなら昨年よりもエエ感じ。 それと昨年は藻が邪魔になって歩行用の除草機での作業でしたが、今回は乗用での作業となり2倍エエ感じ。 藻の発生が少なかったのは米ぬかを散布したからか? 実は昨年は米ぬかが無くなってしまい散布していませんでした。 除草機通過前の状態 除草機通過後の状態 |
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6/1
| 田植当日。 田んぼの表面を見ると、 黒い物体が点々とあるではありませんか。 グアイの塊茎です。 発芽していない塊茎は重たいので浮き上がらず、田んぼの表面に…。 拾いに入るってことは到底無理。 これはどうしようもありません。 そのまま田植となりました。 今から田んぼ一面にグアイが生えている様子が目に浮かぶ。アーァ |
画像無し。 |
5/29
| 前日ドライブハローでもう一度、深水の状態で攪拌しました。 今年は計3回の攪拌で、1ヶ月間で発芽した雑草に関しては、殆ど浮かすことが出来たようです。 3日後の田植に備えて、浅水で植代をする。 |
画像無し。 この日の分、そして田植当日(6/1)の分と、取り溜めておいた写真を入れたままデジカメ紛失。(T.T ) |
5/27
| 二日置いて2度目の攪拌。 今回はさらに深水にして行いました。 畦の高さだけでは、前回が深水の限界ですので、写真のように波板を入れてたっぷりと入水。 |
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5/25
| あれから1ヶ月。 こんな感じになりました。 水面から見えるのは、スズメノテッポウもありますが、7割方グアイです。 また、これから1回目の攪拌をするため、深水にしているので写真では見えませんが、水中の中にもグアイ結構芽を出しています。 他の雑草では、ヒメホタルイもどっさりとあります。 それではトラクターで作業開始。 昨年はドライブハローで行いましたが、今年は通常のロータリーを使用。<.br> ドライブハローと通常のロータリーの違いは爪の長さです。 ドライブハローは代掻き専用で、爪が短く表層のみを攪拌するように作られていますので、もっと深いところからの攪拌を意図して爪の長い通常のロータリーで行いました。 トラクタで攪拌した直後。 |
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4/25
| 2日前にかき回したところに水を入れて軽く荒代をする。 これやら1ヶ月そのままにして、グアイ等の雑草が生えてくるのを待ちます。 |
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4/23/2008
| 12/21に書いているように冬の間に何回か耕起する予定でしたが、 結局、年末に耕起できただけで、1月・2月と予定していた耕起が天候の加減で出来ず、今日の入水前の耕起となりました。 スズメノテッポウがだいぶ茂っています。 |
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12/21
9/17
| 刈り取り当日です。 田植から約100日で実りの秋を迎えました。 思えば田植前には期待を胸にしながら、 6月末の除草作業の時期には失敗を覚悟し、 そして7月末の最高分けつ期を迎えた頃には、グワイに負けない生育に嬉しさを押し殺しながら、 本日の刈り取りとなりました。 自分的には満足度80%。 欲を言えば、除草作業の遅れが無ければ、プラス20%の大満足の結果となったように思います。 稲の間から頭を出すグアイ。写真1、写真2。 でも稲も負けずに頑張ってます。 来年は、満足度プラス10%を目指して、 やったるでぇ!! |
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8/25
| お盆に出た穂も、頭を垂れてきました。 そうそう、この田んぼに受け付けた品種をお知らせするのを失念していました。 ここに植えられているのは当地に於ては、早稲に属する「ミルキークイーン」です。 いやー、ほんとのところここまでうまくいくとは思っても見ませんでした。ここ数年では最高の状態となりました。 とは言っても、ここ数年が余りにもひどい状態だったのでそこから見てと云う事です。 後一ヶ月余り、台風が来ないことを祈るばかりです。 |
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8/6
| もうすぐ穂が出る時期になった。 田んぼ全体を見渡すと結構いけてる感じです。 例年ですと、グアイの濃い緑色が条間に見えて、ため息が出るような状況ですが、今年は期待が持てそうなように思えます。 只、田んぼの中に入って稲を掻き分けて見るとこんな状態で、結構繁茂しています。 もう一枚の画像 でも、今年は稲がグアイに負けずに生育しているようにです。刈取りが楽しみになってきました。 |
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7/15
| ここ2週間で一気に分けつが進んだ。 思ったよりええやん。こんな状態。 例年、今の時期になると条間が濃い緑色で、グアイが稲を追い越しに掛かっているところですが、見たところ稲の方が勝っている状態のようです。 部分的にこんなところやこんなところもありますが、それでも現在のところは稲のほうが勝っているようで、全体としては例年よりだいぶましなように思えます。 というように分けつも程々なので溝切り作業を行いました。 溝切り作業の動画はこちら。 溝切りをした後はこんな感じになります。 ただ、せっかく切った溝もこの梅雨で埋まってしまいそうで、もう一度やることになりそうです。 |
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6/27
| 10日以上遅れてしまった。 6/15の乗用除草機はうまくいかなかったので、歩行の除草機ですぐにやろうと思ったのですが、腰痛が出て、とても田んぼの中を歩ける状態ではありません。 ということで、何とか腰痛も収まったところで本日の除草作業となりました。 10日の遅れは致命的。大きいものは稲と同じ位に成長しています。
さてさて、どの程度の効果があるかな? 除草作業の動画 |
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6/15
| 田植をしてから1週間。 4日ぶりに見る田んぼは、苗は根が土をしっかりとつかみ、姿勢も直立し勢いが感じられます。 でも、満杯に張っていた水が殆ど無い状態になっているではありませんか。 この田んぼは普段水持が良いので、早々頻繁に見回りに来ません。そういう油断があったのでしょうか、田んぼの周囲を回ると大きな穴が開いており、そこから水が漏れていました。 水が落ちて勢いづくのが草。田んぼの表面を見ると案の定。 チョッとした油断から、予想以上に草が早く出てきてしまった。 これはえらいこっちゃ!! 田んぼに水を張って、すぐ除草作業を開始。 ところが、草をやっつけるより、稲が・・・。 トロトロの土と藻が苗に被ってしまい、ぐるり1周して作業は中止せざるを得ませんでした。 早くも失敗確率100%になりそう (´д⊂)‥ハゥ |
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6/11
| 実は、5/22の2回目深水での代掻きが不十分だったので、6/1にもう一度深水で代掻きをし、6/5に水を落として仕上げの代掻きをしました。 そして、中3日あけて6/9に田植を行い、今日となりました。 雑草の浮き上がったところ、それを掻き出しているところ、仕上げの代掻きの田面の状態等を画像で紹介したかったのですが、ついつい仕事に追われ、デジカメを忘れて取り損ねてしまいました。 こんな田んぼの恵みが取れました。 もちろんこの田んぼで取れたものです。天然の無農薬もので、最高の本日の一品となりました。 これからも何回か楽しめそうです。 |
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5/22
| 第2回目の代掻きをする。 一ヶ月近くが経ち、周りの田んぼは全て田植が終わっています。 さてこの田んぼはというと、こんな状態になりました。 近くへ寄って見るとこんな感じ 水面に草が出ているのが見えますね。 しかし、この草はスズメノテッポウという冬草で全く問題になりません。 もっと近くへ寄って水中を覗き込むと・・・・。 おぉっ!!グアイがある、ある。 このグワイをどれだけ減らすことが出来るかが今回のテーマです。 |
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4/24
| 2007年、今年の取り組みは、いたって簡単で、代掻きを3回やるということです。 具体的には、 1回目の代掻きと2回目の代掻きの期間を出来るだけあけることで、この期間に雑草を発芽させる。 そして、2回目の代掻きは深水の状態で行う。そうすることで、発芽した雑草は浮かび上がる。数日してから風で畦際に寄せられたものを掻き出す。 最後、3回目の代掻きは、2回目とは違って、できる限り水を落とした状態で、残った雑草を土の中に埋め込んでしまう。 あとは、やはり除草機で出てきたグワイをひたすらやっつける。 と云った、やり方です。 第1回目の代掻きをする。 別の画像を見る 拡大画像で見るとわかると思いますが、回りの田んぼにはまだ水が入っていません。 さて1ヶ月後にはどうなっているかな。 |
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