脳科学者・茂木健一郎さんのつぶやき

twitterで茂木さんをフォローしていて、以下のつぶやきがあったので紹介。

 
 
成田への飛行機の中で、日本の新聞を数紙読んで、暗澹たる気持ちになった。なぜ、どの新聞も同じような誌面構成になるのか? 取材に基づいて、きちんと考えて書いているのか? 最初から見出しが決まっているんじゃないか?
 
社会面のつくりがひどい。最初から構図が決まっていて、そこに一般の人々の発言をあてはめていく。これじゃあ、どこか全体主義の国の機関紙のようだ。
 
単なる事実の報道は、ネットで済むから、新聞には、見識のあるオピニオンが求められている。日本の大新聞の見識が信用できないというのは、日本国民にとっては大きな損失である。
 
そもそも、政治部の記者たちは、なぜ「政局」になるとこうもいきり立って記事を書き立てるくせに、肝心の政策や、国の方向についてはヴィジョンを示さないのか。極道の出入りじゃあるまいし、政治を論ずる言葉が古すぎる。
 
今回、小沢一郎氏が一時立候補を取りやめることを検討したという一連の記事にしても、事実なのか疑わしい。(毎日が一番はっきりとそのような見出しをつけていた。もはや誤報のレベルだろう。)結論ありきで、それに適当に事実を当てはめ、「空気」をつくっていく。そのような新聞への不信感は根強い。
 
今必要なのは、見識を持ち、イエロージャーナリズムに陥らず、他のメディアとの談合にも走らず、日本の将来のヴィジョンを明確に書ける、そんなメディアであろう。たとえば、Japan Timesをもっとみんなで読み、そのようなメディアに育てるという手もある。
 
そもそも、何の合理性も法的根拠もない「記者クラブ」をこれだけ長い間温存し、その解体に抵抗している時点で、新聞の見識には重大な疑問符がつく。結局、日本にあったのは、ジャーナリズムではなく談合が得意な微温的護送船団方式のメディアだけだったのか。
 
気を取り直しておにぎり食べる。しゅりんく。 
 
http://twitter.com/kenichiromogi
 
 
こんなメディアの報道を真に受けている人たちが世論と呼ばれる。
なんちゅうこっちゃ。

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日時:2010年9月 1日 10:21

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